Vol.11 明日はお休み!たくさん眠ろう!そんな日の “寝溜め”は効果アリ?ナシ?

Vol.11 明日はお休み!たくさん眠ろう!そんな日の “寝溜め”は効果アリ?ナシ?

あなたは普段決まった時間に起床し、決まった時間に就寝していますか?

眠るヒツジ

なかなかできてないよ〜と思った方
もしかしたら以下ようなことが当てはまりますか?

  • 日頃の悩みやストレスで眠れない
  • 仕事の納期、課題の締切間近で夜遅くまで頑張らなければいけない
  • 気になるアニメ・ドラマ・映画を見たい
  • 小さいお子さんの夜泣きやお世話で十分な睡眠がとれない

これらはすべて睡眠不足の要因で、挙げればキリがありません。

 

そして睡眠不足の日が続くと、、、

「平日早起きして頑張っているから、週末くらいはいっぱい寝たい、、、」
「お休みの日は朝もゆっくり寝て、平日の睡眠不足を補おう」

このように“寝溜め”をしよう!と考えたことは誰しもあるはずです。無いとは言わせません笑
このブログを書いているわたしも恥ずかしながらしてしまいます。

▼夜ふかしや普段以上の睡眠をとると・・・

積もり積もった睡眠不足を休日にたくさん寝ようと普段よりも寝ようとすると、「平日の睡眠時間」と「休日の睡眠時間」に差が生じます。

その差がたとえ1~2時間であっても、体内時計のリズムのズレにつながり、心身にさまざまな影響を及ぼすことが明らかになっています。

このズレのことを、 「ソーシャルジェットラグ(社会的時差ボケ)」 といいます。

参考:https://next.rikunabi.com/journal/20200129_t01_s/
参考:https://ぐっすり.com/glossary/o7

寝不足の男性

この“休日の寝溜め”“睡眠負債の返済”は良かれと思ってしていますが、かえって体に負担をかけてしまっているのです。

普段の疲れを取るためにたくさん眠り、たくさん眠りすぎたことで体が疲れてしまい、その疲れを取るためにまた眠るといった負の睡眠ループに陥ってしまうことも・・・

▼休日に“寝溜め”するくらいなら・・・

◎1日20〜30分の昼寝をしたほうが格段に良い!

睡眠不足を少しでも解消し、スッキリ目覚めるとっておきの方法をご紹介します!!

それは “カフェインナップ”です!

 

■“カフェインナップ”とは

短時間の仮眠をする際、寝る前にコーヒーまたはカフェイン入りの飲み物を飲む ことです。

カフェインを摂取して脳に届くまで20~30分かかるので、ちょうど起きる頃に交換神経が促進され、スッキリ目覚めることができるのです。

※夜のカフェインナップは不眠の原因となりますのでお気をつけください

参考:https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/lifestyle/entry/2019/019220.html

コーヒー

▼なぜ昼寝の時間は“20〜30分”なのか?

これは、適切な昼寝のタイミングが午後1時~3時頃とされているからです。この時間帯は、朝の5時ごろに次いで、本来の睡眠リズムでも眠くなる時間です。

※昼食後に襲われる眠気は、糖質(白米・麺類・パン類)の摂りすぎによるものなので時間帯が直接的な原因ではないようです。

30分以上になると深睡眠が出現し、深睡眠から急に覚醒すると、睡眠慣性(寝ぼけ・起きてからしばらく頭がボーッとして働かない状態)が長くなり、ミスや事故を起こす原因となります。

そのため、30分以内なら浅い睡眠から覚醒するので目覚めも良く、作業効率が高まるのです。

参考:http://sleep-col.com/昼寝は30分程度に/

昼寝をする男性

▼まとめ

忙しい日々や誘惑に負けてしまい睡眠不足になってしまうことが多いのがいまの世の中です。そこで生じた睡眠不足を大切な休日で“寝溜め”するのはあまり得策ではありません。

1日たった20〜30分でいいんです。ご紹介した“カフェインナップ”を実践し、有意義な1日を過ごしてみてはいかがでしょうか!

その日の睡眠不足は、その日のお昼寝で解消してしまいましょう!!

 

Vol.12は11月25日に投稿です!お楽しみに!

 

▼前回の記事はコチラ
Vol.10 “睡眠ホルモン”でぐっすり快眠!眠れない人は必見!

 

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