Vol.23 冬場の寝床をコントロール

Vol.23 冬場の寝床をコントロール

みなさん、この寒い時期いかがおすごしでしょうか。

1月や2月は12月よりもさらに冷え込みが増しますよね。

そして、その冷え込みは寝床にも影響するはずです。

  • 布団に入った瞬間、身震いするくらい寒い
  • 寒くならないために着込んだり布団を重ねる
  • とりあえず部屋が寒い

といった冬場の寝床の悩みがあると思います。

室温

その悩みの原因は、、、

 

すべて室温にあります!!


また、室温が低いと起こるこわ〜いこと知っていますか?

それはヒートショック”です。

▼ヒートショックとは 

急激な温度の変化で身体がびっくりしてしまい血管が収縮または膨張する状態を指します。

最悪の場合、心筋梗塞や脳卒中を引き起こしてしまうとても怖い現象です。

主に夜中のトイレなどで起きた際に寝床内温度と室温の温度差で発症する可能性が高まります。

■心筋梗塞:温かい場所から寒い場所に移動した際に、血管が縮まり、心臓に十分な血液が送られず酸素不足になり心臓が壊死してしまうこと。

■脳卒中:血管の収縮により、脳に送る血液の流れが止まってしまい、脳が正常に機能しなくなること。

ヒートショック

画像引用:https://www.pattolixil-madohonpo.jp/page/column/cold02

こういった病気の発症を防ぐためにも、その対策を見ていきましょう!

▼ヒートショック対策 3選 

■室温18℃以上/湿度50%前後をキープ

室温が18℃を下回った環境下で睡眠をとることは健康被害につながる恐れもあるとWHOも「強く勧告」しているとのこと。

健康を維持するために睡眠を取るのに、その睡眠を妨げてしまっては意味がありません。

きちんとエアコンを使用して空調を管理し、加湿器や水などを置いて乾燥を防ぐ対策を心がけましょう!

エアコン

 

■天井側ではなく“床側”をあたためる!

寒さを防ぐために重ね着や布団をたくさんかける行為というのは、かえって寝苦しさにも繋がるためあまり得策ではありません。

重ね着は睡眠に入った直後は効果的かもしれませんが、次第に寝床内温度が上昇すると暑くなり脱ぎたくなりますよね。その脱ぎたくなるという行為が睡眠の妨げになっています。

布団をたくさんかけるという行為も、身体に対して重みを加えるため自然な寝返りができず睡眠の妨げになってしまいます。

最も効果的な方法は、電気毛布や敷き布団を重ねることです。

実際に私も電気毛布を使用したところ、程よい温かさに包まれ、とても快適に眠ることができました。

快適な睡眠

 

 

■温度差が20℃以上ある場所をつくらない!

一番目のエアコンを使った室温調整で温度差を小さくする他に、スリッパや締め付けのゆるい靴下などを履くことをお勧めします。もし夜中にトイレで起きてしまった場合でも、冷たい!といった感覚をできるだけ少なくすることができ、心臓や血管への負担を軽減してくれます。

靴下

▼まとめ 

いかがでしたか?

今発売されているエアコンは高機能なものばかりで、たとえ点けっぱなしにしても電気代に大きく影響が出るものではありません。逆に節電といって点けたり消したりしたり使わないという選択をする方がかえってデメリットなのかもしれません。

快適な睡眠をとるためにも、特に冬場の室温の管理は気にかけなければいけませんね!

ちなみに、“床側”をあたためる!はかなり効果的なので是非お試しください!

 

【参考一覧】

 

Vol.24は1月13日に投稿です!

 

▼前回の記事はコチラ
Vol.22 正月太りの原因は水分?!

 

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