Vol.7 就寝前のブルーライトがなぜダメ(良くない)なのか?
それは目に悪いからだ!と言われても、なぜ目に悪いのか説明してほしいですよね。
- そもそもブルーライトがなぜ目に悪いのか?
- 悪影響を及ぼすのは目だけなのか?
- お子さんに伝えるにはどうしたらいいか?
こんなネガティブキャンペーンばかりのブルーライトも、使い方次第で体に良い影響を与えてくれます。
是非、一緒に見ていきましょう!
▼ブルーライトとは
ブルーライトとは、光の中の青色の光線のことをいいます。光には、大きくわけて「目に見える光」と「目に見えない光」の2種類があり、目に見える光は「可視光線」とよばれています。光には波長があり、人の目には380~780nmの波長のみが見えます。可視光線とは、波長がこの範囲にある光のことをいいます。
ブルーライトは、波長が380~500nmの光です。可視光線の中では最も波長が短い光線です。
① 400nmよりさらに小さいものは紫外線
②780nmよりも大きいものは赤外線とよばれています。
紫外線・赤外線は目に見えない光です。
参照:https://smile.lion.co.jp/column/eye_strain/article04.htm
説明文の字が多すぎて目に良くありませんね。
つまり、人の目が認識できる光の中で紫外線に近い、“この文字のような色の光”がブルーライトです。
次にブルーライトのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
▼ブルーライトのメリット・デメリットについて
【メリット】
- 起床後に浴びるブルーライトは体内時計をリセットして整える作用がある。
- その半日後に睡眠を促すホルモン、メラトニンの分泌量が増えて自然と眠くなります。
- 抑うつ的な状態を改善
- 記憶力の向上に寄与
(朝眠たいのは夜寝るのが遅いからです)
【デメリット】
- ブルーライトの影響で血糖値を下げるホルモン、インスリンの働きが低下して糖尿病や肥満のリスクが上昇
- がんや高血圧、うつ病などのリスク因子
- 波長の短いブルーライトは目の表面で乱反射しやすいため、ドライアイの傾向がある人は特に見え方が低下する恐れがある。
- 比較的エネルギーの高い光のため、長時間浴び続けると、網膜にダメージが蓄積される可能性がある。
- 寝る前に浴びてしまうことで体内時計が乱れてしまい、睡眠障害の原因となる。
(なんだこの悪いことのオンパレードは)
参照:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/selfcare/sunlight-01/#d05
※上記に記載の病名については必ず起因しているとは言い切れません。
メリットとデメリットに「体内時計」という言葉が見受けられますね。
そうなんです、ブルーライトは起床時から日中にかけて浴びる分には体を覚醒させ、仕事の能率をあげたり、メンタルを安定させる点においていいこと尽くしです。
ですが、夕方から夜にかけてその“覚醒ビーム”(お子さんが喜びそうな名前ですが)を浴び続けてしまうと、脳が常に日中と錯覚し、体内時計を狂わせてしまいます。そして覚醒してしまうとなかなか眠ることができず、睡眠障害になる可能性があるのです。
寝る前にテレビやスマホを見てはいけないと口を酸っぱくして言われているのは、目が悪くなる以前に体を休めるために必要な睡眠を奪い、体を壊してしまうことを示唆していたのかもしれませんね。
▼眠るまでの情報量をできるだけ少なくしよう!
やってはいけないと言われるとやりたくなるのが人間の性というものです。
ですがそれ以上に、あのふわ〜っと寝落ちする感覚以上に気持ちいいものはないですよね?
眠たくなる方法をちょこっとご紹介します!
- 運動やサウナによる適度な疲労感
→適度な疲労感により、余計なことを考えずすぐに眠りにつきたくなるはずです。
(運動で疲れた日、たくさん働いて一生懸命頑張った日、サウナでととのった日)
※サウナでととのう方法は▶︎▶︎▶︎コチラをクリック
- 睡眠を促す食べ物
- ・ココア(体を温め、体温が下がると同時に入眠しやすくなる)
・バナナ(セロトニンを含み、このセロトニンは夜になるとメラトニンを生成し、睡眠を促す働きがある。)
・ホットミルク(セロトニンを作るのに役立つトリプトファンという成分が含まれているます。)
▼まとめ
ブルーライトがどんな光なのか、おわかりになりましたでしょうか。 夜なかなか寝付けない原因のほとんどはブルーライトが影響しているかもしれません。
次の日のあなたのパフォーマンスをコントロールするのあなた自身です。
この記事をきっかけにあなたがブルーライトうまく利用し、最高のパフォーマンスを発揮できることを願っています。
▼前回の記事はコチラ
Vol.6【増刊号】ヒルナンデスに紹介された”ヒツジのいらない枕”のヒミツ!
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